Hideさん

期間 2009年4月9日~6月12日(10週間)
コース アドバンスコース10週間(TESOL6週間+児童英語4週間)】
良かった点 「その他ひとこと」に記載
悪かった点 「その他ひとこと」に記載
その他ひとこと 今回、4週間コース(for children)と6週間コース(for adult)を受講しました。

(1) 4週間コース

6週間コースと比較すると非常にリラックスしていました。日本人5人、韓国人1人。
韓国人が多いと聞いていたので完全に予想外。

このコースが厳しいと言われる所以は問題「課題」にあります。

① Reflective Log: 毎日teaching skillsを学びます。そのスキルを実際にどう使うか、またどう日本の英語教育に適用するか。他の生徒のWarmers(後述)の講評など具体的に記述 していく。いわば「日記」です。毎日の学習量は多め。毎日継続的付けないと大変です。他の課題と重複し、Logだけに時間を費やせないからです。週1で提 出。

② Warmers: 語学学校で、朝一番に「頭の体操」としていろいろなゲームをしますよね。それがWarmersです。学校にある教材を基にWarmersの計画・実践を行います(受講期間中に1人3回)

③ Syllabus Design: 実際に日本でteachingする前提で、どのように英語を教えるか計画します。具体的に、テキストブックから教える項目を2つ選ぶ。テキストにある写真 やセンテンスを実際に日本人向けに変更する点を指摘。その理由も記述する。また、Reading, Listening, Writing, Grammarのテスト作成も含まれます。

④ Final Teaching Practice: 自分でteaching項目を1つ選択。実際に30分間、他の生徒の前で実践することになります。3週間目に、この準備と③の準備が並行するので、本当に4週間コースでさえ課題が多く大変です。

どれも先生のヘルプが受けられるので、安心してください。どの先生も非常に親切です。必ず助けになってくれます。

(2) 6週間コース:韓国人が大半を占める(13人に対し日本人5人)

4週間コースの内容+毎週水曜日に、"Teaching Practice"いわば「教育実習」です。CLTiの近くにある"PEETO"という語学学校での実習が大きな差異でしょう。また、実習の際 "Team Teaching" の形態で行われます。準備の際は、授業時間+放課後を使いチームで準備をします。当然、考え方の違い、英語力の違いでグループ内でミスコミュニケーション がありました。「人間関係のこじれ」も若干あるのが実情です。あるグループは、実習前日に、授業計画を先生にチェックした際に、全てやり直しになったケー スもありました。理由として、チームとして「何を教えるか」の統一がとれていない、個人の役割(「何を教えればいいのか」)を理解していない人がいたため です。「チームの統制」を維持するのが非常に大変でした。

この点が6週間コースのほうがよりシビアと言われる所以です。
6週間コースの課題の量は4週間コースよりも多いです。常にやることがあるので早め早めの対策を!

10週間という期間でかなりの事をこなすので、卒業時にCertificateをもらった時の達成感は忘れられません。
将来、本気で英語教師の道を考えている人、何か資格を持って日本に帰りたい人、がんばってこの資格は取得する価値があります。